早期学習とは、小学校に入学する前の子どもに対して、学力や運動能力などを高めるために行う教育のことです。具体的には、英語や水泳、音楽、読み書きなどを早い段階から学ばせることを指します。
無学年式学習とは、学年にとらわれず、子どもの学力や理解度に応じて学習を進める教育方式です。
それがいつしか…テストの回答を見ては
「なんでこんな間違いを!?」「また、ケアレスミス!?勿体ない!!」と怒ってしまわないですか?
私だけですか?
あれだけ、ひとつできるようになっては喜んでいたのに、今ではできないことにばかり目が行ってしまう
子育てとしては落第点をつけられそうです
さて、今までの子育てを振り返って…
身の程知らずにも佐藤ママさんの教育方針を取りいれ、先取学習を我が子にさせてきた私
佐藤ママは3年先取といっていらっしゃいました
我が家では、4歳ごろからこの方針を取り入れましたが、3年先取りははっきり言って無理かと…
結局、現在小2の子ですが、今は先取学習をするのをやめました
先取学習、やめるまでも長い葛藤がありましたが、どうしてやめたか少しまとめてみたいと思います
早期学習の利点
早期学習には多くの利点があります。
基礎的な学力の向上、得意分野の発見、多様な価値観に触れる機会、成功体験の積み重ねなどが挙げられます。
我が子の場合、こどもちゃれんじを1学年上でやらせていました。
就学前に、名前、文章、本の音読、簡単な漢字は書けていました。
同学年の子よりも知っているものが多いだけで「頭いいね!」などと言われ、本人も頭の良いと言われ、得意げになっていたと思います。
自己肯定感だけでなく、ひらがなやカタカナの読み書きを早期に学ぶことで、小学校入学後の授業内容をスムーズに理解できるようになりますので、他に時間を割くことも可能です。
これらの利点により、子どもは自信を持ち、意欲的に物事に取り組む姿勢が育まれます。
早期学習の弊害
しかし、早期学習にはいくつかの弊害も存在します。
プレッシャーやストレス、遊びの時間の減少、親同士の競争などが問題となることがあります。
親の期待が高すぎる場合、子どもがプレッシャーを感じやすくなります。
まだ鉛筆を持てるようになったばかりの子に、単語や文章を書かせるのは、それなりに時間がかかります。
6歳であれば1時間でできることが、3歳では10日経ってもできないかもしれません。
そして、認知能力が足りないまま、学習に多くの時間を割くことで、子どもが自由に遊ぶ時間が減少し、創造力や社会性の発達に影響を与える可能性があります。
子どもはロボットではありません。
教えれば何でもできるようになるというわけではありません。
お子さんによって、得意不得意があります。
同じようにピアノ教室を始めたとしても、それぞれ進捗が違う様に、学習にもその子にあったペースというものがあります。
これらの弊害を避けるためには、子どものペースを尊重し、楽しみながら学べる環境を整えることが重要ですね。
注意点
実際早期教育を行った私が考える、早期教育のいくつかの注意点があります。
それは、子どもの興味やペースに合わせて学習を進めること、楽しさを重視することです。
我が子の場合、やればできるはずと必死になって教えていた自分を思い出します。
早期学習を取り入れる際には、子どもの個性や成長に合わせた方法を選び、無理のない範囲で進めることが大切ですね。
早期教育 する?しない?
我が子に早期教育をしてみた母親としては無理なく行う早期学習には多くの利点があると感じました。
でも現在小2の我が子の早期教育、先取学習は中止していますし、特に国語の先取貯金は使い果たしてしまったように感じます。
我が子の場合、漢字が覚えられなかった、しっかり定着して覚えるまで時間を割けなかった、先取ばかり目が行き、復習までなかなか手が回らなかったのが敗因かと。
それでも算数などは先取学習(早期学習)に向いているかと思いますし、算数は少しだけ先を進んでいます。
私の結論ですが、
算数:先取(早期)学習に最適
国語:先取よりじっくり学習
私なりに子どものペースを尊重し、楽しみながら学べる環境を整える努力はしましたが、子どもの能力を最大限に引き出すことができませんでした。
今は、少しだけの予習、たっぷりの復習
漢字は反復練習
語彙力の強化といところです。
これから小学校に上がるお子さんがいる方、
平仮名、カタカナまだまだだけど大丈夫?と思うかもしれません
親としては、子どもの成長を見守りながら、適切なサポートを提供することが求められます。
早期学習を考える際の参考になれば幸いです。