小学校低学年に国語辞典は必要?アプリVS紙の辞書 どっちが良い?

家庭学習

いつから国語辞典を使うべきか?

お子さんに、「○○ってどういう意味?」と聞かれて、回答に窮したことはありませんか?
小学校低学年(1~3年生)は、言葉の基礎を学ぶ大切な時期。
親としてだけでなく、大人として、子どもにしっかりとした言葉を覚えてほしいと思っている反面、低学年がわかる言葉で説明するのは簡単ではありません
スマホを開きオンライン辞書で意味を調べても、子どものにわかるような言葉では説明がありません。
国語辞書必要かな? まだ早いかな? これからデジタル化していくから必要ない?
私のように悩まれた方は少なくないかも!?

小学校の授業でも辞書は使います!

一般的に3年生頃から、国語の授業で辞書を使う機会が増えるため、早めに慣れておくと良いようです。
ザ・昭和の私‥わからない言葉は辞書をひきなさいと親に散々言われてきました。(小学生には平成になってましたけど。)
今の子は国語辞典は使わないのではないか、と思っていましたし、夫に相談すると、
「いらないでしょ~、今の子は!!」と…それにすっかり納得してしまいました!

日系の会社ではありながら外国人社長で会議は英語が基本(別に日本人同士が英語では離さないですけど…)のわが社、外国籍の方も多く英語は日常的に飛び交うのですが、
再雇用で結構高齢のエンジニアの方のデスクに英和辞書が置いてあって…
辞書なんて久しぶりに見た!と感動するくらいでした。

本当に辞書は見なくなったし使わなくなった、そんな令和でも、授業でしっかり使い方を習うんですね。

現小2の我が子には、学校からおすすめの辞書のご案内はいただいていないですが、
学校によっては1年生からあるようです。
少なくとも授業で使い方を習うということであれば、一冊自宅にあってもよいかもしれません。

アプリやオンライン辞書の活用

現代の子どもたちはデジタルネイティブであり、アプリやオンライン辞書も効果的な学習ツールとなります。昭和の私も、辞書よりはグーグル先生に聞いたり、アレクサに聞いたりしています。

国語辞書の使い方はわかったうえで、アプリやオンライン辞書もつかえなくてはいけない…大変な時代を生き抜く子たちですが、便利なものは使いこなせる能力があれば渡り歩いていけると考えます。

アプリも多数ありますね!

Weblio国語辞典 - 辞書や辞典を多数掲載
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開発元:GRAS Group, Inc.
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国語辞典・英和辞典 一発表示辞書
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大辞林
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アプリの辞書のメリットとデメリット

メリット

  • 持ち運びが便利:スマートフォンやタブレットにインストールできるため、いつでもどこでも使えます。
  • 検索が簡単:キーワードを入力するだけで、すぐに目的の言葉を見つけられます。
  • インタラクティブな機能:発音機能や例文検索、関連語の表示など、学習をサポートする機能が豊富です。
  • アップデートが容易:新しい言葉や情報が追加されることが多く、常に最新の情報を得られます。

デメリット

  • 画面の見過ぎ:長時間の使用は目に負担がかかることがあります。
  • 集中力の低下:他のアプリや通知に気を取られやすいです。
  • バッテリーの消耗:デバイスのバッテリーが切れると使えなくなります。

紙の辞書のメリットとデメリット

メリット

  • 視覚的な学習:ページをめくることで、言葉の配置や関連性を視覚的に理解しやすいです。
  • 集中力の向上:デジタルデバイスのように通知や他のアプリに邪魔されることがありません。
  • 物理的な感覚:実際にページをめくることで、学習の達成感や満足感を得られます。
  • 目に優しい:紙の辞書は目に優しく、長時間の使用でも疲れにくいです。

デメリット

  • 持ち運びが不便:重くてかさばるため、持ち運びには不向きです。
  • 検索が手間:目的の言葉を見つけるのに時間がかかることがあります。
  • アップデートが難しい:新しい言葉や情報が追加されることが少なく、古い情報が含まれることがあります。

どちらが良いか?

アプリやオンライン辞書は手軽で便利ではありますが、小学生が理解できる言葉で書いてあるかという点は、まだ難しい印象です。
辞書のひきかたを知るという意味では、小学生には紙の辞書の方が良いと私は感じています。

高学年以上であれば、子どもの学習スタイルや環境に応じて、アプリの辞書と紙の辞書を使い分けるのが理想的ですね。
例えば、家でじっくり学習する際には紙の辞書を使い、外出先や学校ではアプリの辞書を使うといった方法があります。

どちらも試してみて、子どもがどちらにより興味を持ち、使いやすいと感じるかを見極めるのも良いでしょう。どちらの辞書も、子どもの学習をサポートする強力なツールとなります。

おすすめの国語辞典5点

何を選んだらよいの?と思われる方に、調べました!
実は文字数などには大きな違いはありません。好みのようです。
学校でも進められるものはまちまちだったりして…
実際の書店に足を運んでフォントなどを見てみるのもよいかもしれませんね!

小学館 例解学習国語辞典 第十二版


イラストや写真が豊富で、わかりやすい解説が特徴です。低学年から高学年まで使えます。

学研 新レインボー小学国語辞典 改訂第7版


第6版などはUSEDでも出回っていますね!少しリーズナブルです。

フルカラーで見やすく、総ルビ付きなので、漢字が苦手な子どもでも使いやすいです。
最強王図鑑エディションもあります!

三省堂 例解小学国語辞典 第八版


使いやすさと見やすさを重視したデザインで、特に高学年向けにおすすめです。
オンライン辞書付き

ベネッセ チャレンジ小学国語辞典 カラー版 第2版


コンパクトサイズで持ち運びに便利。フルカラーで、低学年から高学年まで対応しています。

光村教育図書 小学新国語辞典 三訂版


イラストや写真が多く、わかりやすい解説が特徴。特に低学年向けにおすすめです。

まとめ

小学校低学年から国語辞典を使うことは、言葉の理解を深め、学習意欲を高めるために非常に有益です。
アプリやオンライン辞書も併用しながら、子どもたちが楽しく学べる環境を整えてあげましょう。辞書を使うことで、調べる力や探求心も養われ、学習の幅が広がります。

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