タブレット学習のメリットとデメリット:定着度がわからないと悩む親御さんへ

中学受験

はじめに

小学生のタブレット学習は本当に普及していますね。
我が子も、上の子はチャレンジタッチやRISU、下の子はスマイルナビとチャレンジタッチとそれぞれ経験してきました。
タブレット学習はテキストの学習と違い、親がつきっきりにならなくても進めてくれたり、親しみやすい印象で子どもたちも嫌がらずに取り組んでくれる一方、本当に理解している?と悩ましく思う部分も多々あります。

今日はタブレット学習のメリットとデメリットをエビデンスに基づいて解説し、
諸外国の対応についても触れます。最終的にどのように取り入れるべきかについても考察します。

メリット

1. 学習の効率化 タブレットを使用することで、学習内容を視覚的に理解しやすくなり、学習の効率が向上します。例えば、動画やインタラクティブな教材を使用することで、子どもたちの興味を引きやすくなります。また優しい先生がアニメーションで教えてくれるので楽しい学習時間になります。

2. 個別学習の促進 タブレット学習は、子ども一人ひとりのペースに合わせた学習が可能です。これにより、理解度に応じた学習ができ、苦手な分野を重点的に学ぶことができます。

3. 学習の進捗管理 保護者や教師が学習の進捗をリアルタイムで確認できるため、適切なサポートがしやすくなります。チャレンジタッチは点数や間違ったところ、やり直し箇所なども教えてくれます。

デメリット

1. 視力への影響 長時間のタブレット使用は、視力低下のリスクを伴います。特に、近距離での使用が続くと、目の疲れや視力低下が懸念されます。

2. 運動不足 タブレット学習に集中しすぎると、運動不足になりがちです。これにより、体力の低下や姿勢の悪化が起こる可能性があります。

3. 依存性のリスク ゲーム感覚で学習を進めることができる一方で、タブレットに依存するリスクもあります。これにより、学習以外の時間にもタブレットを使用したくなる傾向が見られます。

4.印象に残らない ノートに鉛筆と違い、タブレットを使用するとあまり頭に入っていないように見えます。楽しくはあるものの、慣れてしまうと刺激が弱く、学習内容が印象に残らないようです。なんとなく正解、不正解。前の答えを覚えているので考えずに正答を入力して終わるなどという姿をよく見ます。

実際どっちがよいの?

タブレット学習を効果的に取り入れるためには、以下のポイントに注意することが重要です。

1. 使用時間の管理 タブレットの使用時間を適切に管理し、視力や健康への影響を最小限に抑えることが必要です。

2. バランスの取れた学習 タブレット学習だけでなく、紙の教材や実際の体験学習も取り入れ、バランスの取れた学習環境を提供しましょう。

3. 保護者は進捗の把握 保護者はお子さんの理解度や進捗を定期的にチェックすべきかと思いますい。せっかく楽しく学習しているのであれば、やる気を失わないような声掛けをしつつ、学習状況を把握し、適切なサポートを行うことが重要かと思います!

まとめ

タブレット学習には多くのメリットがありますが、デメリットも存在します。

勉強は楽しいものであってほしいけれど、なんとなくやった気持ちになって終わってしまっては勿体ない!
今日はタブレット、今日はテキスト…など、気分次第でもよいですし、時々刺激を与えつつ、バランスの取れた学習環境を提供することが求められます。
最終的には、子ども一人ひとりに合った学習方法を見つけることが大切ですね。

紙・タブレットどちらも選べるZ会!


このブログ記事が、タブレット学習に対する親御さんの不安を少しでも解消する手助けになれば幸いです。お子さんの学習環境を整えるための参考にしてくださいね。

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